カラオケボックスでよく聞かれる「DAMとJOYSOUNDどっちがいいですか?」という質問。
カラオケに詳しい人なら、採点の厳しさや曲数の違い、本人映像の充実度など、それぞれの特徴をよく知っているかもしれません。
しかし、たまにカラオケに行く程度の人にとっては、違いがわかりづらいものです。
そこでこの記事では、2024年最新のDAMとJOYSOUNDの違いを徹底的に比較していきます。採点システムの特徴や収録曲数、映像コンテンツの充実度など、それぞれの機種の特徴をわかりやすく解説します。
あなたの用途や好みに合った機種選びのポイントを、具体的な機能の違いとともに紹介していきましょう。
カラオケの楽しみ方は人それぞれ。本格的に歌を練習したい人、友達と盛り上がりたい人、最新のヒット曲を歌いたい人など、目的によって選ぶべき機種も変わってきます。
この記事を読めば、あなたに最適なカラオケ機種がきっと見つかるはずです。
- DAMとJOYSOUNDの採点システムの違いと使い方
- 両社の収録曲数とジャンルの特徴
- 音質や映像コンテンツの機種ごとの違い
- 利用目的に応じた最適な機種の選び方
- DAMとJOYSOUNDの採点システムの違いと使い方
- 両社の収録曲数とジャンルの特徴
- 音質や映像コンテンツの機種ごとの違い
- 利用目的に応じた最適な機種の選び方
DAMとJOYSOUNDどっちが人気?選び方のポイント
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カラオケ採点はDAMとJOYSOUNDで何が違う
カラオケの採点機能は、DAMとJOYSOUNDで大きな違いがあります。DAMは精密な採点システムを採用しており、音程だけでなく、ビブラートやこぶし、抑揚などの技術面まで細かく判定します。最新機種のLIVE DAM AiRでは、AIを活用した「精密採点Ai」により、人間の感覚に近い採点が可能になりました。
一方で、JOYSOUNDの採点システムは比較的シンプルです。主に音程とリズムを重視した採点を行い、全体的にDAMより高得点が出やすい傾向にあります。分析採点AIという機能も搭載していますが、ビブラートを入れすぎると安定性で減点されるなど、本来の歌唱技術の評価とは異なる部分もあるようです。
なお、両社とも採点モードは複数用意されています。DAMではシンプル採点や精密採点DXなど、JOYSOUNDでは分析採点マスターや全国採点グランプリなど、目的に応じて選べる仕組みになっています。
DAMとJOYSOUNDの曲数を徹底比較
カラオケの収録曲数は、2024年現在JOYSOUNDが約35.5万曲、DAMが約32.5万曲となっています。一見するとJOYSOUNDの方が3万曲ほど多いように見えますが、実際の違いはジャンルによって異なります。
JOYSOUNDはボーカロイド楽曲やインディーズ曲、マイナーな楽曲に強みを持っています。また、うたスキミュージックポストという機能を使えば、一般ユーザーが自作の楽曲を配信することも可能です。
これに対してDAMは、メジャーアーティストの楽曲や人気アニメソングの収録に力を入れています。また、新曲の配信スピードも速く、毎週約200曲のペースで楽曲を追加しているため、最新のヒット曲を歌いたい場合はDAMが有利かもしれません。
ただし、一般的なJ-POPやヒット曲に関しては、どちらの機種でもほぼ同じように楽しむことができます。むしろ、機種の違いよりも店舗の設備によって、実際に歌える曲数が変わってくる点に注意が必要でしょう。
DAMの最新機種「LIVE DAM AiR」の特徴
2023年に登場したLIVE DAM AiRは、前モデルのLIVE DAM Aiから外観デザインを一新しました。ネオンサインのような発光するパネルデザインを採用し、カラオケボックスの雰囲気をより盛り上げる工夫が施されています。
注目すべき機能の一つが、マイクを使った音声操作です。「OK DAM」と呼びかけることで、曲の予約や演奏の一時停止、キー変更などの操作が可能になりました。ただし、店内の騒音などによって音声認識の精度が落ちることもあるため、従来通りリモコンでの操作も併用することをお勧めします。
音質面では、YAMAHAの音源ボードを採用し、原曲により忠実な音質を実現しています。また、ライブ会場の音響を再現する機能も搭載され、まるでコンサート会場で歌っているような臨場感を味わえます。
映像コンテンツも充実しており、本人映像やアニメーション映像が豊富に用意されています。デュアル映像機能により、メインの映像と演出映像を同時に表示することも可能です。
DAMとJOYSOUNDの採点機能の違い
カラオケの醍醐味といえる採点機能において、DAMとJOYSOUNDは異なるアプローチを取っています。DAMの「精密採点Ai」は、音程やリズムだけでなく、ビブラートやこぶし、表現力まで総合的に評価します。そのため、プロの歌手のような高度な歌唱テクニックが評価に反映されやすく、高得点を取るのが比較的難しいとされています。
一方、JOYSOUNDの「分析採点AI」は、より多くの人が楽しめるよう設計されています。音程の正確さを重視しつつ、AIボーナスポイントを加算することで、歌い手のモチベーションを保つ工夫がなされています。
ただし、JOYSOUNDの採点システムには特徴的な傾向があります。例えば、過度なビブラートは音程の安定性を損なうと判断され、減点対象となることがあります。また、ガイドメロディーに誤りがある曲も報告されており、採点結果に影響を与える可能性があります。
なお、両社とも複数の採点モードを用意しており、初心者向けのシンプルな採点から、上級者向けの詳細な分析まで、目的に応じて選択できます。実際の使用時は、自分の歌唱レベルや目的に合わせて、適切なモードを選ぶことが重要でしょう。
本人映像はDAMとJOYSOUNDどっちが充実
カラオケで盛り上がるポイントの一つが本人映像の存在です。DAMは「業界No.1の映像コンテンツ」を掲げており、J-POPアーティストの本人映像が非常に充実しています。特にアニメソングの映像には力を入れており、「DAMアニメ部」という企画を展開し、アニメのオープニングやエンディング映像を数多く配信しています。
一方、JOYSOUNDは本人映像の数はDAMに及びませんが、ライブ映像やミュージックビデオを見られる「みるハコ」というサービスを提供しています。また、スマートフォンと連携して好きな映像を背景に流せる機能も備えています。
ただし、映像の質や見やすさという点では注意が必要です。DAMはデュアル映像機能により、メインの映像と演出映像を同時に表示できる特徴があります。これにより、まるでライブ会場にいるような臨場感を味わえます。しかし、JOYSOUNDのスマートフォン連携機能は、設定が少し複雑で、初めての利用には戸惑うかもしれません。
ボーカロイド曲はどっちがおすすめ?
ボーカロイド楽曲に関しては、JOYSOUNDが圧倒的に優位に立っています。JOYSOUNDは「ボカロ配信曲No.1」を謳っており、有名なボカロ曲から比較的マイナーな楽曲まで、幅広いラインナップを取り揃えています。
さらに、JOYSOUNDには「うたスキミュージックポスト」という機能があり、一般ユーザーが作成したボカロ楽曲を配信することも可能です。これにより、商業配信されていない楽曲や、新進気鋭のボカロPの作品も楽しむことができます。
ただし、音質面では少し注意が必要です。JOYSOUNDは音源を定期的に更新する傾向があり、古いボカロ曲では音質が変化していることがあります。また、キー変更時の音質劣化が少ないという特徴はありますが、原曲の雰囲気が変わってしまう場合もあります。
一方DAMは、ボカロ曲の収録数こそJOYSOUNDに及びませんが、YAMAHAの音源ボードを使用しているため、原曲により忠実な音質を提供しています。人気の高いボカロ曲は確実に収録されているので、メジャーなボカロ曲を歌うだけであれば、DAMでも十分に楽しむことができるでしょう。
カラオケでDAMとJOYSOUNDどっちが人気?特徴比較
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採点の難易度はどっちが厳しいの?
カラオケ採点の難易度は、DAMの方が明らかに厳しい傾向にあります。DAMの精密採点Aiでは、音程の正確さだけでなく、ビブラートの質や抑揚の付け方、声量の変化まで細かくチェックされます。このため、同じ歌を歌っても、JOYSOUNDと比べて10点から20点ほど点数が低くなることも珍しくありません。
一方、JOYSOUNDの分析採点AIは、より親しみやすい採点システムを採用しています。基本的な音程とリズムさえ合っていれば、ある程度の高得点を獲得できます。また、AIボーナスという加点システムにより、技術的に完璧でなくても90点以上を出すことも可能です。
ただし、採点の厳しさは必ずしも採点の質を表すものではありません。DAMの採点は歌唱力の向上や技術の習得に適している一方、JOYSOUNDは気軽に楽しむカラオケや友人との競い合いに向いています。目的に応じて使い分けることをお勧めします。
カラオケ店員に聞く!どっちが人気?
カラオケ店舗での利用傾向を見ると、DAMとJOYSOUNDの人気は客層によって大きく分かれています。店舗スタッフによると、本格的に歌を練習したい人や採点にこだわる常連客は、DAMを指名することが多いようです。特にテレビの歌番組でも使用される精密採点システムに魅力を感じる利用者が多いとのことです。
JOYSOUNDは、若い年齢層やグループでの利用者に人気があります。これは、操作性の良さや豊富な楽曲数に加え、「みるハコ」などのエンターテインメントコンテンツが充実しているためです。また、声の返りが良く歌いやすいという特徴も、初心者や気軽に楽しみたい人には魅力的なポイントとなっています。
なお、店舗によって導入している機種のグレードが異なることもあります。最新機種が導入されている店舗では、どちらの機種でも高い満足度が得られますが、古い機種の場合は機能や楽曲数に大きな差が出る可能性があります。予約の際は、使用する機種の世代もチェックしておくと良いでしょう。
DAMは曲の検索がこんなに便利
DAMのデンモク(リモコン)による曲検索は、直感的で使いやすい設計になっています。アーティスト名や曲名の一部を入力すると、予測変換機能により候補が表示されるため、フルネームを入力する必要がありません。また、複数のキーワードを組み合わせた検索も可能で、「アニメ」「2024年」「冬」といった具合に絞り込むことができます。
音声による検索・操作機能も搭載されており、「OK DAM」と話しかけることで、予約や曲の操作が可能です。例えば「米津玄師のLemon入れて」と話しかけるだけで予約できます。ただし、店内の騒音によって認識精度が落ちることもあるため、状況に応じて使い分けると良いでしょう。
なお、楽曲のジャンル分類も細かく設定されており、「演歌」「J-POP」といった大きな括りだけでなく、「失恋ソング」「応援ソング」といったシチュエーション別の検索も可能です。これにより、その場の雰囲気に合った曲を簡単に見つけることができます。
音質とエフェクトの違いを解説
カラオケの音質は、機種の特徴によって大きく異なります。DAMはYAMAHA製の音源ボードを採用し、低音と高音を強調した「ドンシャリ」と呼ばれる音質設定が特徴です。このため、迫力のある音響効果が得られますが、場合によっては音が派手すぎると感じる人もいます。
一方、JOYSOUNDは比較的フラットな音質設定を採用しており、より自然な音の広がりを重視しています。また、2017年以降の機種ではハイレゾ音質に対応し、より繊細な音の表現が可能になりました。特に声の返り(エコー)の品質が高く、歌いやすいと評価する利用者が多いようです。
エフェクト面では両社とも充実した機能を備えています。DAMはライブ会場の音響を再現する「ライブサウンド」機能が人気です。JOYSOUNDは「オートボーカルエフェクト」により、曲調に合わせて自動的にエフェクトが変化する仕組みを採用。ただし、エフェクトが強すぎると感じる場合は、設定でオフにすることも可能です。また、JOYSOUNDのバックコーラスは音量が大きめという特徴があるため、好みに応じて調整が必要かもしれません。
コンテンツの豊富さを比較
カラオケは単に歌を楽しむだけでなく、様々な付加的なコンテンツも提供しています。JOYSOUNDは特にエンターテインメント性の高いコンテンツを多く取り揃えており、「みるハコ」を通じてライブビューイングやアーティストのミュージックビデオを視聴することができます。また、「うたスキ」機能では、他のユーザーの歌唱動画を視聴したり、自分の歌声を録音して共有したりすることも可能です。
一方、DAMは歌唱に直結したコンテンツが充実しています。「DAM CHANNEL」では、アーティストのインタビューや歌唱テクニックの解説など、歌のスキルアップに役立つ情報を提供しています。また、曲間に流れる映像コンテンツも豊富で、アニメやアーティストの映像を楽しむことができます。
最近では両社ともスマートフォンとの連携機能を強化しています。JOYSOUNDではスマートフォンから好きな映像を背景として表示できる機能や、セッションボックスを使用した楽器の演奏機能も備えています。DAMはスマートフォンアプリを通じて、歌った曲の履歴管理や採点データの保存が可能です。
ただし、これらのコンテンツは店舗の設備や契約内容によって利用できない場合もあります。また、一部の機能は有料会員登録が必要となるため、利用前に確認することをお勧めします。画面操作や機能の使い方に慣れるまで少し時間がかかる場合もありますが、カラオケの楽しみ方を広げる要素として、これらのコンテンツを活用してみるのも良いでしょう。
DAMとJOYSOUNDどっちが人気?機能比較まとめ
最後にこの記事のポイントをまとめておきます。
- DAMは精密な採点システムを採用し、歌唱技術を細かく判定
- JOYSOUNDは約35.5万曲、DAMは約32.5万曲を収録
- DAMは毎週約200曲のペースで新曲を追加
- JOYSOUNDはボーカロイド楽曲やマイナー曲に強み
- DAMは音質が原曲に忠実で、YAMAHAの音源ボードを使用
- JOYSOUNDは声の返り(エコー)が良く、歌いやすい設計
- DAMはアニメ映像や本人映像が充実
- JOYSOUNDはライブビューイング機能「みるハコ」を搭載
- DAMは音声操作機能「OK DAM」に対応
- JOYSOUNDは一般ユーザーの楽曲配信が可能
- DAMは直感的な曲検索システムを採用
- JOYSOUNDはスマートフォンとの連携機能が充実
- DAMは歌唱技術向上に役立つコンテンツが豊富
- JOYSOUNDは初心者や気軽に楽しみたい人に人気
- DAMは本格的に歌を練習したい人や採点にこだわる人に支持